事業の出発点は、 シニア100人の声から見えた共通の不安から。

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「あなたの脳年齢は何歳ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人は、ほとんどいないのではないでしょうか。自分自身は年相応だと思っていても、年齢を重ねて、ちょっとした物忘れが続くと、「もしかして、認知症のはじまりかも?」という考えが一瞬頭をよぎったり。でも、何かすぐに出来る対策がある訳ではなく、なんとなく時間が過ぎて、不安も忘れて日常にもどる。

 でも、年齢を重ねていくほど、実はこうした不安を持っている方がたくさんいることがわかりました。きっかけは、50~80歳のシニア約200人に行ったインタビュー。その内容は『どんな生活をしていますか? どんなことをしてみたいですか?』といった生活調査でした。

 

ずっと元気でやりたいことをしたい、だけど、実は不安。

夫婦で旅行したり、趣味の仲間と一緒に活動したり、年をとっても元気でいたいと、みなさんがおっしゃいました。でも、一番不安なのは「認知症になったらどうしよう」ということでした。人間ドックや健康診断に行けば、身体の不調はわかる。だけれども、脳が健康かどうかは、なかなか知る術がありません。脳ドックも数万円の費用がかかるし、また健常時に認知症の兆候は分からないということでした。

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シニア世代の多くの方が、ふと自分の普段の生活を見つめなおした時に、モノの名前がなかなか出てこなくなっている自覚があって、漠とした不安を抱いていたり、あるいは、バリバリ仕事をしている方が、「自分の頭が思い通りに使えなくなる」ことへの不安をお持ちでした。

 

脳の健康診断を、もっと手軽にできないか?

脳ドックを受ければ、動脈硬化や脳動脈瘤をはじめとした疾病の早期発見ができます。でも、脳がどれくらい機能しているかはわかりません。体力測定で足の筋肉量や足の長さを測っても、速く走れるかどうか、どのくらいの距離が走れるのかがわからないのと同じです。

 シニア世代の不安を取り除くためには、「自分の脳がどのくらい機能するのか」を、知ることが大切だと考えました。もちろん、医療機関で提供される認知症のテストはあります。ただ、それは、「認知症になってしまったこと」を調べる検査であり、健常時に認知症の兆しを判断できる検査ではありません。そのような検査は今のところ存在していません。

 定期的に行う健康診断のように、半年ぐらいの間隔で受検することで、未病時から脳機能を把握することができるもの、さらに、PCやタブレットなどで病院に行かずに気軽に受検ができるものがつくれないか。その着想が、脳検のはじまりになりました。

 

手軽にできて、信頼できる検査をどう作るか。

 ゲームや、WEBサイトのサービスなどで脳年齢が表示されるものがありますが、果たしてそれが信頼できるものかどうか、我々も判断できません。元のデータになるものも、少ないものばかりでした。ならば、自分達でつくるしかない。まず協力を仰いだのは、思考力や判断力などの認知テスト作成を長年てがけてきたエキスパートでした。

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さらに、作成した問題を実際に5000名の方に受けていただき、受検結果のデータベースを作成。同年代の基準値との比較により算出した脳年齢と、受検結果の推移の観察で、認知症の兆候を未病時に把握する仕組みを構築しました。これは、東京都立産業技術大学院大学 認知症・神経心理学講座 特任教授である佐藤正之医師監修のもと作成しています。5000名のデータベースというのも、他にない、非常に多い人数です。

 パソコンやタブレットの操作が苦手な方でも、無理なく進められ、かつ、信頼性の高い検査をどう作るか、試行錯誤の末に、今の脳検が生まれました。回答方法はすべて選択式で、簡単な練習問題から始まり、問題は少しずつ難しくなっていきます。半年の間に何回でも受検ができ、問題は複数パターン有り、毎回ランダムで選ばれ出題されます。テストが終了すると、その場で自分の脳年齢や今後の対策が同時に表示されます。

 

前向きな生き方をするシニアを1人でも増やしたい

脳活総研のビジョンは、「ひとりでも多くの人の脳を活性化し社会を活性化する」こと。検査を提供するだけでなく、シニアの方々の前向きな活動を促進させることが、会社の目的です。脳機能の検査があれば、認知症によいとされる運動をはじめ、手芸、旅行、パソコン作業、サプリメントや食品など、「認知症の予防のために」と言われてきた活動の効果が可視化できる可能性があります。脳の健康の悪化を気にするのではなく、もっとやりたいことに本気で取り組んだり、検査の結果から即座に対策に取組んだりすることで、前向きな生き方をするシニアを応援したい。そんな思いで、脳活総研は事業運営をしています。

脳検通信では、そうした様々な情報を発信していきます。

 

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